ひと匙、一生。
はちみつって、なんだ?!
風と暮らしと植物と
「はちどり舎」について
長年に渡る土いじりをするなかで出逢った、
ちいさな生きものたち。
「はちどり舎」では、なにひとつ要らないものがない
自然界のしくみにときめき、そこに息づくミツバチとの
共生を見つめています。
すこやかな自然の指標でもある、ミツバチ。
ミツバチは、世界の主要農作物の
実に7割以上の受粉を担っているとされ、2007年までに
北半球のミツバチの4分の1が消えたという報告もあるほど、
近年、その数が急激に減少しています。
エクアドルに「ハチドリのひとしずく」
という民話があります。
山火事で森の仲間たちが次々と避難するなか、
一羽のハチドリが一滴の水を口に含み、
周りに笑われながらも
「僕はいま、僕にできることをやるだけ」と、
なんどもなんども、川から水を運ぶおはなしです。
自分ができることに、ひたむきに取り組むハチドリの
そんな勇気に日々、想いを馳せて。
特別な何かをなし得ることよりも。